カテゴリー
おつまみ レシピ

大根皮の精進膾

だいこんかわ  しょうじんなます

  • Recipe 004
干した大根皮で、未体験の ”ジャキジャキ食感” を堪能して下さい。

干し大根皮のストック

 調理で大根を桂剥きした際に、その都度、皮を干してストックしておきます。
① 大根を桂剥きにし、その皮を”ざる”等に載せて干します。
(写真は “桂剥き直後”)

② 桂剥きをした翌日の状態です。

③ 桂剥きをした2日後の状態です。

④ 完干しすれば、日持ちするので重宝します(私はタッパーに常時保存しています)。日が経つと色が濃くなりますが、品質的に問題はありません。ただし、時に虫が付くことがありますので、小まめに確認して下さい。

材料

① 干した大根皮×7枚(大根約1本分)
② 出汁を取り終えた昆布(再利用/4~5cm角×3枚程度)
③ 鷹の爪×1本
④ 酢×40ml

作り方

① 桂剥きをして干した大根皮を水で濡らし、水気を振り切って、めくれをとり俎板上に重ねます。

② 大根は繊維に平行に(ジャキジャキの食感を出すため)細い千切りに、昆布は繊維に垂直に(昆布の風味を引き出すため)細い千切りにします。
鷹の爪は、縦半分に切り内壁を水で濡らし、1分ほど置いてから(水溶性の辛味成分カプサイシンを抽出し易くするため)小口切りにします。

③ ②に酢40mlを加え、攪拌して具材を酢に馴染ませます。

④ 冷蔵庫で30分以上置き、味を馴染ませて完成です(数時間置いた方が、酢の馴染みは良いと思います)。

カテゴリー
おつまみ レシピ

茹で卵の胡麻油塩だれ

  • Recipe 002

茹で卵の作り方

① 100均でも購入できる”卵の穴開け器”で、殻の気室部分に穴を開けます。

② 気室部分に穴が開きました。これで、茹でた後に殻が劇的に剥き易くなります。

③ 鍋に水を張り強火で茹でます。茹で上がりの黄身の位置が偏らない様に、最初の4分間は湯中で卵を箸で転がします。

④ 湯が沸騰したら、計時を開始し好みの固さに茹でます。
  固さ加減の詳細については、『調理のいろは:基本の茹で卵』を御参照下さい

⑤ 好みの加減に茹でたら、卵を湯から速やかに取り上げ、予め作っておいた氷水で急冷します。

⑥ 卵の殻を剥き半分に切り、胡麻油塩だれを掛けたら出来上がりです(写真はキャベツ、パセリ、ミニトマトのサラダを付け合わせてみました)。

胡麻油塩だれの作り方

① 胡麻油×大匙1に塩×一つまみ(約1g)を入れ、白胡麻×小匙1を手で捻りながら入れ、パセリ×約2gを足します。

② ①を掻き混ぜて “胡麻油塩だれ” の出来上がりです。

カテゴリー
おつまみ レシピ

蒸し鶏胸肉のピリ辛だれ

  • Recipe 001
しっとりジューシーな蒸し鶏胸肉に、ピリ辛の “オイスター辣油だれ” を掛けて頂きます。

”蒸し鶏胸肉”の作り方

① 鶏胸肉の両面に塩と胡椒を振り、肉の表面が、汗をかくまで置きます(約5分)。
② 鶏胸肉を細長の皿(私はグラタン皿を使用)に移し、全体に焼酎を振り掛けます(小匙1程度で旨味が格段に増します)。

③ ラップをふんわり掛け、レンジで蒸しますが、ここ最大のポイントです。蛋白質は、急激な加熱で一気に固くなるので、二度蒸しというテクニックを使います。
④ 500~600wで、”グラム数/100”の約6割掛(分)レンジにかけてから、約10分ほど肉を休ませます(例えば350gなら、3.5×0.6≓2.1分(2分強)程度)
⑤ 再度、500~600wで、 ”グラム数/100”の約4割掛(分)の時間レンジにかけ、熱いうちに包丁でスライスします(肉に火が通り過ぎて固くならないうちに放熱させます)。
⑥ 「オイスター辣油だれ」を掛け、付け合わせ(写真は”白髪葱”と”鷹の爪”です。)を添えて出来上がり。
⑦ 「オイスター辣油だれ」は、オイスターソース、胡麻油+辣油、酢をそれぞれ1:1:2の割合で混ぜ合わせ攪拌すれば出来上がりです。
⑧ 辛さが苦手な方は、⑦の分量比のまま「辣油」を適宜「胡麻油」に変えて、お好みの辛さに調節して下さい。